「寿命」と「余命」の違い
【寿命】物や生き物の命、命の長さ
【余命】これから生きるのに残っている時間
【余命】これから生きるのに残っている時間
「寿命」とは、命や命の長さという意味があります。生き物のみならず、物に対しても使われる言葉です。
一方、「余命」は、生きているものの残りの命の時間を指します。
「寿命」というのを生き物に使うのは、一般的でわかりやすいと思いますが、物に対して使うときは、使用に耐える限界を指します。
身の回りの物は全て消耗・劣化していくので、日常会話でもよく使われます。
「余命」という言葉を使うのは、生き物の死を意識したときでしょう。病気や加齢で死を意識せざるを得ない状況で、残された時間の長さを考えた時に使われることが多い言葉です。
「寿命」と違い、物に対しては「余命」という言葉は使いません。
「寿命」の使用例
- 日本人の平均寿命
- 寿命が延びる
- 長寿命の電池
- 寿命が縮むほど驚く
「余命」の使用例
- 患者に余命を告げる
- あと余命3年
- 余命を推測する
- 余命宣告
当記事の参考文献
- 小学館 例解学習 国語辞典 第十版 金田一京助 編 深谷圭助 編集代表
- 編 新村出 (2018)『広辞苑』第七版, 岩波書店.
- 小学館.「デジタル大辞泉」. <https://dictionary.goo.ne.jp/jn/>(参照日2024年7月27日).
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