「行動」と「活動」の違い

「行動」と「活動」の違い

「行動」と「活動」の意味の違い

【行動】何かを行うこと・行い
【活動】活発に動くこと・積極的に動くこと

 

「行動」は「コウドウ」と読み、何かを行うことという意味があります。

体を動かす何かの行いを指すことが多いですが、”寝る””立ち止まる”などの止まった状態でも”寝るという行い”立ち止まるという行い”をしようとして体を停止させているので「行動」していることになります。

一方「活動」とは、「カツドウ」と読み、活発に動く・積極的に動くという意味があります。

何かの目的やテーマを念頭に置きそのために積極的に動くことが「活動する」という事です。

「活動」の対象は大変広く、政治活動・教育の場での社会活動・趣味の収集活動など、個人や公衆に関わらず使うことができる言葉です。

上述のように、「行動」とは何らかの行いを示し、「活動」とは目的に対して積極的に動くことと言えるでしょう。

「行動」の使用例

  • 修学旅行の自由行動の時間にお土産を買う
  • 高校生になり行動範囲が広くなった
  • 思い浮かんだことを行動に移す
  • 彼は行動力があって羨ましい

「活動」の使用例

  • クラブ活動中の出来事だった
  • 自身が発生したら全ての活動を停止する
  • 写真家としての活動で色んな出会いがあった
  • 海外のとある山の火山活動が話題となる

当記事の参考文献

  • 編 新村出 (2018)『広辞苑』第七版, 岩波書店.
  • 名鏡国語辞典 第三版 北原保雄 編,大修館書店.
  • 小学館.「デジタル大辞泉」. <https://dictionary.goo.ne.jp/jn/>(参照日2024年9月15日).
  • 小学館 例解学習 国語辞典 第十版 金田一京助 編 深谷圭助 編集代表.

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