「商品」と「賞品」の意味の違い
【商品】売買のためにつくられた品物
【賞品】賞として与えられる品物
【賞品】賞として与えられる品物
「商品」と「賞品」はどちらも「ショウヒン」と読みますが、意味が異なります。
「商品」には、「商売のためにつくられた品物」という意味があります。
これは食材や本など形を持つ物だけでなく、サービスや情報といった形を持たない物も指します。
一方、「賞品」には、「賞として与えられる品物」という意味があります。
抽選や懸賞などでもらえる物を指します。
よって、「商品=売り物(お金を払わないと得られない物)」、「賞品=ご褒美(お金を払わずに得られる物)」と把握しておくと、意味の違いを覚えやすいです。
「商品」の使用例
- このスーパーの商品は他の店舗よりも安い
- 大人気キャラが遂に商品化されることになった
- 豊富な金融商品がそろっている
- 特典として商品券をもらった
「賞品」の使用例
- 当選者には豪華賞品がプレゼントされる
- 賞品ランキング1位の物はやはり魅力的だ
- 妹が抽選会で1等の商品を当てた
- 賞品の受け取りは現地で行われる
当記事の参考文献
- 編 山田忠雄、柴田武、酒井憲二、倉持保男、山田明雄、上野善道、井島正博、笹原宏之 (2012)『新明解国語辞典』第七版, 三省堂.
- 著 北原 保雄(2011-2019)『明鏡国語辞典』第二版,大修館書店.
- 編 新村出 (2018,2019)『広辞苑』第七版, 岩波書店.
- 小学館.「デジタル大辞泉」. <https://dictionary.goo.ne.jp/jn/>(参照日2024年11月24日).
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