「想像」と「創造」の意味の違い
【想像】頭の中に思い浮かべること
【創造】新しいものを造りだすこと
【創造】新しいものを造りだすこと
「想像」と「創造」は、どちらも「ソウゾウ」と読みますが、意味が異なります。
「想像」は、実際に経験していないことを自分の知識や経験に基づいて物事を思い浮かべる時や、現実に存在しない物事を頭の中に思い描く時に用いられます。
一方、「創造」は、今までになかった新しいものをつくる時に用いられ、神が宇宙・万物をつくるという意味でも用いられます。
それぞれ英語に訳すと、「想像=imagination(イマジネーション)」、「創造=Creation(クリエイション)」となります。
「想像」は「イメージすること」、「創造」は「クリエイトすること」と覚えると、それぞれの意味を覚えやすいです。
「想像」の使用例
- いまいち想像がつかない
- 想像力が豊かな人
- 自分が将来どのような人生を送っているのか想像できない
- 想像を絶する苦労
「創造」の使用例
- 天地創造の神
- 新しい文化が創造された
- 芸術家は創造力を活かす
- 創造力を伸ばす
当記事の参考文献
- 編 山田忠雄、柴田武、酒井憲二、倉持保男、山田明雄、上野善道、井島正博、笹原宏之 (2012)『新明解国語辞典』第七版, 三省堂.
- 著 北原 保雄(2011-2019)『明鏡国語辞典』第二版,大修館書店.
- 編 新村出 (2018,2019)『広辞苑』第七版, 岩波書店.
- 公益財団法人日本漢字能力検定協会.「漢字ペディア」.<https://www.kanjipedia.jp/>(参照日2024年7月30日).
- 小学館.「デジタル大辞泉」. <https://dictionary.goo.ne.jp/jn/>(参照日2024年7月30日).
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