「知識」と「情報」の違い

「知識」と「情報」の違い

「知識」と「情報」の意味の違い

【知識】物事について知っていること・その内容
【情報】物事の内容・様子についての知らせ

 

知識」は「チシキ」と読み、物事を知っていることやその知っている内容という意味があります。

一方「情報」は、「ジョウホウ」と読み、物事についての内容や様子を知らせるものという意味があります。

どちらの言葉も、自分の頭の中に取り込んで増やしていき、更新されていくものという共通点があります。

例えば、雑誌や教科書は物事についての内容や様子を知らせるものなので、”情報が集まったもの”です。それを読み、理解したり思考し、かみ砕いたものが”知識”となります。

上述のように「知識」とは、自身の経験や書籍等による教えを自分の生きる糧として頭に入れたことを表します。

それに対して「情報」とは、単なる誰かが発した知らせであるため、その発信元の主観をも含んでおり、不確かな内容も含まれます

「知識」の元となるのが、「情報」であると言えるでしょう。

「知識」の使用例

  • 彼は業界の中でも知識人として一目置かれている
  • その資格試験を受験するには知識が足りない
  • 専門的な知識を要する
  • その講座を通して知識を取り込む

「情報」の使用例

  • 注目株についての情報を仕入れる
  • 日本各地の気象情報
  • 信憑性のない情報
  • 情報源はどこであるかが重要だ

当記事の参考文献

  • 編 新村出 (2018)『広辞苑』第七版, 岩波書店.
  • 小学館.「デジタル大辞泉」. <https://dictionary.goo.ne.jp/jn/>(参照日2024年8月21日).
  • 小学館 例解学習 国語辞典 第十版 金田一京助 編 深谷圭助 編集代表.

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