「元旦」と「元日」の違い

「元旦」と「元日」の違い

「元旦」と「元日」の意味の違い

【元旦】一月一日・その朝
【元日】一月一日

 

元旦」は「ガンタン」と読み、一月一日という意味があります。また、一月一日の朝・午前中という意味でも使われます。

一方「元日」は、「ガンジツ」と読み、一月一日という意味があります。これは、一年の始まりの日・正月の第一日目を意味します。

元旦の””という字は、あさ・あけがた・日の出・あしたという意味があり、太陽が地上に昇る様子が由来となっています。

”一年の計は元旦にあり”と言われるように、日本では、元日の朝に早起きをしたり挨拶や初詣をすることが気持ちの良いことだという考え方もあります。

現代でははっきりと区別して使うことは少ないですが、言葉の機微として覚えておくと良いでしょう。

「元旦」の使用例

  • 一年の計は元旦にあり
  • 元旦の挨拶
  • 元旦からの勤務
  • 元旦の初詣

「元日」の使用例

  • 期日めでに投函すれば、年賀状は元日中に届く
  • 元日参り
  • 元日以外は営業している
  • 元日は祝日だ

当記事の参考文献

  • 編 新村出 (2018)『広辞苑』第七版, 岩波書店.
  • 小学館.「デジタル大辞泉」. <https://dictionary.goo.ne.jp/jn/>(参照日2024年8月20日).
  • 小学館 例解学習 国語辞典 第十版 金田一京助 編 深谷圭助 編集代表.
  • 公益財団法人日本漢字能力検定協会.「漢字ペディア」.<https://www.kanjipedia.jp/>(参照日2024年8月20日).

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です