「公演」と「講演」の違い
【公演】大勢の前で音楽や芝居を見せること
【講演】大勢の前である題目について話をすること
【講演】大勢の前である題目について話をすること
「公演」と「講演」は、どちらも「コウエン」と読みますが、意味は異なります。
「公演」とは、沢山の人前で演奏や劇を見せること、演じることです。
一方、「講演」とは、沢山の人前である問題やお題について話をすること、聞かせることや、その話という意味があります。
さらに「講演」には、経典を読み、仏教の教え(仏法)を説くことという意味があります。
どちらの言葉も、人前でやってみせるという事は同じですが、その行為が異なります。
創作物や演奏の発表という意味の「公演」に対して、「講演」とは、自分の考えや体験を公にし聞かせることを指します。
使用例として、朗読劇は創作物の表現ですので、「公演」を使います。
「公演」の使用例
- 舞踊家の自主公演
- 公演の開催日時
- 歌舞伎の地方公演
- 公演の協賛
「講演」の使用例
- 講演する先生
- 元野球選手の講演会
- 講演会場
- ためになる講演内容
当記事の参考文献
- 小学館 例解学習 国語辞典 第十版 金田一京助 編 深谷圭助 編集代表
- 編 新村出 (2018)『広辞苑』第七版, 岩波書店.
- 編 松村明・三省堂編修所(2019)『大辞林』第四版, 三省堂
- 小学館.「デジタル大辞泉」. <https://dictionary.goo.ne.jp/jn/>(参照日2024年7月28日).
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