「毎日」と「連日」の意味の違い
【毎日】どの日も・日ごと・日々
【連日】ある期間続いて毎日
【連日】ある期間続いて毎日
「毎日」とは「マイニチ」と読み、どの日も・日ごと・日々という意味があります。一日が終わり、明(あ)くる日も、そのまた次の日にも、という事を表しています。
日常会話では「毎日」を使うのが自然に聞こえる場合が多いでしょう。
一方「連日」は「レンジツ」と読み、ある期間続いて毎日という意味があります。「連日」を使うのは、ある限定された期間に事柄が毎日続く場合です。
また、記録的な量の大雨のように、毎日続くとは考えにくい事・一般的に続くはずが無いようなことに対しても「連日」という言葉をよく使うでしょう。
微妙なニュアンスの言葉の違いですが、正しく使い分けましょう。
「毎日」の使用例
- 毎日の日課は朝の散歩だ
- 毎日の生活だけで精いっぱいだ
- 退職しのんびり過ごす毎日だ
- 彼女は毎日1杯の牛乳を飲む
「連日」の使用例
- ここの居酒屋はお祭り期間中は連日の大盛況だ
- 連日の来客で気疲れしてしまった
- 連日の大雨で川が増水している
- 連日連夜そのことばかり心配している様子だ
当記事の参考文献
- 編 新村出 (2018)『広辞苑』第七版, 岩波書店.
- 名鏡国語辞典 第三版 北原保雄 編,大修館書店.
- 小学館.「デジタル大辞泉」. <https://dictionary.goo.ne.jp/jn/>(参照日2024年9月11日).
- 小学館 例解学習 国語辞典 第十版 金田一京助 編 深谷圭助 編集代表.
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