「主催」と「主宰」の意味の違い
【主催】中心になり会を催す(もよおす)こと
【主宰】人の上に立ち、全体をとりまとめること
【主宰】人の上に立ち、全体をとりまとめること
「主催」と「主宰」は、どちらも「シュサイ」と読みますが、意味が異なります。
「主催」は、中心になって何かの会を催すことや、催す人・団体の事を指します。
一方、「主宰」は、人の上に立ち中心となり指導したり、全体を取り仕切ることを言います。
「主催」は上述のように、会を催すこと、または催すのを実行する人や団体、組織などを指し、例えば、行事ごとなどで「主催」という字をよく目にすることが多いと思います。
「主宰」は単なるイベント事に使われる言葉ではなく、継続的な活動のとりまとめをすることを指します。
「主催」の使用例
- 自治体が主催の婚活パーティー
- 主催者の協力
- 主催元に確認する
- 彼の主催したイベント
「主宰」の使用例
- 有名指揮者が主宰するオーケストラ
- 主宰の意向
- 主宰側の主張
- 主宰者の許可
- 劇団の主宰
当記事の参考文献
- 小学館 例解学習 国語辞典 第十版 金田一京助 編 深谷圭助 編集代表
- 編 新村出 (2018)『広辞苑』第七版, 岩波書店.
- 編 松村明・三省堂編修所(2019)『大辞林』第四版, 三省堂
- 公益財団法人日本漢字能力検定協会.「漢字ペディア」.<https://www.kanjipedia.jp/>(参照日2024年7月26日).
- 小学館.「デジタル大辞泉」. <https://dictionary.goo.ne.jp/jn/>(参照日2024年7月26日).
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