「翌週」と「来週」の違い

「翌週」と「来週」の違い

「翌週」と「来週」の意味の違い

【翌週】その次の週
【来週】今週の次の週・次週

 

翌週」とは、「ヨクシュウ」と読み、過去のある時点の次の週未来のある時点の次の週という意味があります。

一方「来週」は、「ライシュウ」と読み、現在の時点の次の週という意味があります。

このように、いつの時点かどうかで、次の週を翌週と言うか来週と言うか、使い方が変わってきます。

また、「翌週」の反対語は「前週」となり、この言葉も過去や未来の時点の前の週を表します。

一方、「来週」の反対語は「先週」と言い、現在からみた前の週を意味します。

「翌週」の使用例

  • 日本に帰国した翌週には合宿に行く予定だ
  • その打合せの翌週に本会議があります
  • 昨年は運動会の翌週にテストがあった
  • 運転免許取得の翌週から出勤だ

「来週」の使用例

  • 来週の天気予報はずっと雨だ
  • 配属は来週以降に決定する
  • 来週は海外出張に行く
  • 来週末に納品する

当記事の参考文献

  • 編 新村出 (2018)『広辞苑』第七版, 岩波書店.
  • 小学館.「デジタル大辞泉」. <https://dictionary.goo.ne.jp/jn/>(参照日2024年8月13日).
  • 小学館 例解学習 国語辞典 第十版 金田一京助 編 深谷圭助 編集代表.
北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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